クニナカ乃ブログ

あくまで個人的な

ひげ

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 　雑誌で見かけたとある人物のひげが気に入り、半年ほど前から自分も伸ばし始めた。お手入れも楽だし自分では結構気に入っているが、特にたまに会う人は驚くようで、ワイルドですねと言われる。自分の見た目を少し変えてみると、人の反応に色々気付くことも多くて面白い。仕事柄、悩みを抱えている人と接する事も多いので、僕の見た目には特に言及しない人も多いが、それでも気付いて話題にしてくれる人もまた多いのである。

 

　写真は最近楽しんだ、ハーゲンダッツのアイス。赤ワインソースが粋だ。

 

浜辺にて

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　色々な用事が手早く済み、今年はわりとゆったりした年末を過ごせている。職場の当番はあるが、それでも急ぎの用事がないのは気楽でいい。どこへ行くでもなく、久しぶりに落ち着いて本が読めたりしている。だいたい何をするでもなくソファーに座り、コーヒーを飲んでいること自体がものすごく珍しいのだが、いつもこんなペースで、丁寧に暮らしたいなあと思い始めている。

 

　写真は先日訪れた、浜辺の茶屋にて。皆様、今年も大変お世話になりました。Have a nice holidays!

 

 

フレンチプレス

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　こどもの学校の行事に母と参加したが、お迎えまでにだいぶ時間があったので、いったん帰ることにした。相変わらずうちにはおもてなしの準備がまるでないので、近所のカフェに行ってみる。ここはドリップとフレンチプレスが選べるのだが、僕はフレンチプレスを飲む事にしている。フレンチプレスとは何だろうという話をスマホで調べながらしていて、ある程度分かってきたところで、アメリカンコーヒーとは何かという話題に移っていった。僕は何かの小説に出てきた、ドリップ式のコーヒーのことだと思っていたが、実際には”浅炒りのコーヒーをコーヒーメーカーで淹れたもの”で、しかも和製英語らしい。調べていると、何やら”スパゲッティナポリタンとは何か”という例の命題に似ていて好きだ。

 

　母が頼んだ田イモを使ったマフィンもうまかった。

 

クリスマス・カロル

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　いつの頃からか、12月になるとディケンズのクリスマス・カロルを読むのである。初めて読んだ時には途中から涙が止まらぬほど感動したが、それはスクルージと一緒に現在・過去・未来へ飛び、自分も含め人のピュアな部分に触れるからだろう。正にディケンズからのプレゼントの様に感じるし、今の自分にはこの本を読む行為は、この本を教えてくれた父へのオマージュでもある訳である。

 

　クリスマスについては息子に色々と話してやったが、2年ほど前に、こう切り出した。

 

　”家一軒にプレゼントを届けるのに、何分かかると思う？”

 

　これは人の言う事を鵜呑みにするなという事を教えたくて話し始めたのだが、ある程度のファンタジーは残しておきたかったので、実際には地区ごとにサンタの下部組織があり、そこに属する大人がプレゼントを配っているのだという結論に落ち着かせた。そしてサンタは、何でも買える最強のクレジットカードを持っているのだと。これはなかなか自分でも傑作だと思っていたが、次の年には親がサンタの手下である事を見抜いた。まあ、そういう年になったという事だ。

 

　そういえば以前は、邦題は”クリスマス・カロル”と表記されていたが、現在は”キャロル”になったらしい。何となくディケンズの重厚さを伝えるには”カロル”の方がいい様な気もするが、まあ細かい事は気にせず、そのうち”クリスマス・キャロル”を息子にプレゼントするとしよう。

 

JACK SPADE

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　今年とある雑誌で出会って以来、僕は JACK SPADEというアパレルメーカーの大ファンになってしまった。その雑誌の特集で見かけたブリーフケースがあまりりに素晴らしくてどうしても忘れられず、ついに購入した。その後もデニムパンツやジャケット等を少しずつ買い足していて、時間が空くとホームページを眺めているのである。少しずつ日本でも知られるようになってきて、雑誌でスタイリストさんなんかがお勧めするようになってきて、嬉しく思っている。

 

　先日用事で大阪に行ったが、終わるとその足で電車に乗り、元町で降りた。大丸を横目に下り、金と朱に青が印象的な門をくぐり、南京町に入った。特に店は知らないので、何軒目かでランチの声をかける店に入った。青島を飲りながら、ランチセットを喰った。メニューをよく見もせずに若鶏のナントカを頼んだが、から揚げだったので少しがっかりした。まあ旨かったのと他の客の雰囲気が面白かったので、そこそこ満足して店を出た。何日か前に検索しておいた地図を見ながら、京町の第一生命ビルに向かった。大丸の裏通りと言うか、わりと広い通り沿いには神戸ならではの洒落た雰囲気の店が多く、歩いていてとても楽しめる。ビルの隙間から港が見えるのが、このあたりの雰囲気を更に洒落たものにしている。目指すビルの一階に JACK SPADE が入っていて、客の居ない店に入るや店員と色々お話しさせてもらい、前から見たかったアイテムの数々を、こころゆくまで手に取った。そのうち買おうと思っているダッフルバッグに感激したが、最近その時に見せてもらったワックス生地のバッグも気になっている。

 

　写真はそのとき購入した、グレイのシャツ。色違いの糸が少しずつ織り込まれているのが面白い。翌日はさっそくこれを着て人前で少し話した。